新型コロナウイルスに鍼灸治療が有効
今回は、題名通り
新型コロナウイルスに鍼灸治療が有効だったといった発表が中国の鍼灸協会より出されたためお伝えします。
現在、発症の原因とされている中国では
コロナウイルスが収束傾向に向かっています。
その背景には、
「いち早く人の移動や経済活動を制限したため、感染拡大を一刻も早く収束させることが実現した」
「罹患した患者様の87%もの方に中医学(鍼灸治療、漢方薬)を用いて治療をした事」
が挙げられております。
また、上記の87%の方のうち中医学が有効であった方がなんと90%以上の方であったと報告されております。
今回のこのコロナウイルスに対しての発表を基に
コロナウイルスに対しての治療をするにあたって
3つに分類し
1.予防期
2.治療期
3.回復期
と症状に合わせた治療法が紹介されています。
治療(施術)目的
1.予防期
気の働きを上げることに重視して施術する。
2.治療期
中医学の治療を行い病気の進行を防ぎ、気分体調が落ち着くように治療する。
3.回復期
体から病原菌を排除して、肺、脾臓の機能回復を目的に施術する。
治療内容
→鍼灸、マッサージでツボを刺激
→置鍼20〜30分 お灸10〜15分
→1日1回で行ったそうです。
1.予防期(A.B.Cのグループの中からツボを1〜2つほど選ぶ)
A:【風門、肺兪、脾兪】
B:【合谷、曲池、尺沢、魚際】
C:【気海、足三里、三陰交】
症状に合わせ以下のツボも使用する。
熱がある:巨闕、天突、孔最
吐気・軟便:巨闕、天枢、豊隆
疲れ・食欲減退:中脘、水分、陰交、盲兪、脾兪
透明な鼻汁・背中の痛み:天柱、風門、大椎
2.治療期(軽症〜中症はD.Eからツボ2〜3つ、重症はFからさらにツボ2〜3つ選ぶ)
D:合谷、太衝、天突、尺沢、孔最、足三里、三陰交
E:大杼、風門、肺兪、心兪、膈兪
F:中府、膻中、気海、関元、中脘
症状に合わせ以下のツボも使用する。
熱が続いてる:大椎、曲池、十宣、耳尖
胸の圧迫感・息切れ:列欠、豊隆、定喘
黄色の粘り気のある痰・便秘:天突、天枢、豊隆
微熱・吐き気・軟便:肺兪、天枢、腹結、内関
3.回復期
内関、足三里、身柱、天枢、気海
症状に合わせ以下のツボも使用する。
胸の圧迫感・息切れ:膻中、肺兪、中府
食欲不振・下痢:上脘、陰陵泉
疲労感・息切れ:膻中、神闕
口渇・喉の渇き:太谿
動悸:心兪、闕陰兪
多汗:合谷、復溜、足三里
不眠:神門、印堂、湧泉
このレポートは中国鍼灸協会が出した結果であり東洋医学の可能性を大きく示したものだと考えます。
もちろん中医学のみでの結果だとは100%とは言えませんが現にこのような発表ができるところまできているのだと思います。
現在、治療薬、特効薬、ワクチンなど西洋医学の方法でも研究が進められているとは思いますが現状ではまだ、ありません。今後いつできるのかもわからない今、日本では活動自粛要請であり自分たちができる事から始めようといった動きです。緊急事態宣言もそろそろでるといったニュースも入ってきていますがまだ出ていない今何をするべきでしょうか?
感染者の中には無症状の方もいますし誰が感染しているかもわからない完全に隔離できていない今何が1番必要でしょうか?
私は行動しかないと考えます。
自宅から出ないも一つ、政府が掲げる3つの密(密接、密閉、密集)を守る、自己免疫を鍛える、運動、なんでもいいです。
今回のこの記事のように鍼灸治療で成果が出ているのであればお近くの鍼灸院で試すのも一つかと思います。
まずは、自分の身を守るよう徹底しかつ他人に危険を晒さない行動をとっていただきたいです。
どこにウイルスが散らばっているかわからない今自分がかかっているかもしれないといった不安、自分の身を守るのは自分です。できることをやりましょう。
お灸なら市販でも購入できるところもあります。
鍼を刺さなくてもツボを刺激することはできます。
ネットがあればあらゆる情報が載っています。
ツボの位置がわからない方調べれば出てきます。
それでもわからない方
→公式LINEより問い合わせください。
刺激方法やツボの位置お伝えします。
こんな時だからこそできることは行いましょう。