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鍼灸師目線による自論を展開!独自の視点から症状に対して紐解くブログ!

シミについて解説  美容鍼でシミは薄くなる?

こんにちは

宇都宮市 ハピネス鍼灸院 です

またまた、前回から日が経ってしまいましたが

ようやく書くことができました。

 

今回は、年々気になっていくシミについてです。

歳を取るとシミが濃くなっていくといった方も多いのではないのでしょうか?

 

先に伝えておくと残念ながらシミを消すことは鍼ではできません。

消すとなると整形などでその組織を切り取るしかありません。

では、鍼で何ができるのか、、、それは濃くなってきた(表に出てきた)シミを薄くすることです。

薄くすることは可能だと言われています。

 

それでは、そのシミについて何故出現するのか?どのように薄くなるのかの解説をしていきます。

 

 

初めに皮膚について知りましょう。

皮膚の構造は、3層に分かれており

表面から

1.表皮→2.真皮→3.皮下組織

となっています。

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1:表皮とは神経や血管は少なく傷ついても血が出たり痛みを感じることがほとんどない。爪や髪の毛も表皮に該当します。

2:真皮3:皮下組織にはともに神経や血管が多く散在し傷付くと痛みや出血を伴います。

 

1:表皮は表面から0.07〜0.2mmの厚さの所にありその中でも5層に分けられています。

表面から

基底層→淡明層→顆粒層→有棘層→角質層

また、表皮には角質細胞(よく耳にする角質、垢)が散在しており密集して幾重にもなっていて、

角質細胞は5層の中の1番下(深層部)にある角質層で作られ、硬いタンパク質を作りながら表面に垢としてでてきます。

シミの原因であるメラニン細胞は最表層の基底層に散在しています。

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皮膚はこんな感じに

薄いのに対して無数の細胞が散在しており、

細胞の中にメラニン細胞がありその細胞で作られる色素が皮膚の色を決めてます。

シミはこのメラニン細胞が多く作られてしまいターンオーバーの遅れなどで細胞を排出できずメラニン細胞がとどまってしまうことで色素沈着を起こし濃くなったりできてくる。

 

本来ターンオーバーにて角質細胞が古くなると新しい角質細胞が基底層で生成され古い細胞は表面に出ていき垢として剥がれ落ちる。

 

シミを薄くするためにはターンオーバーの乱れを整えてあげることによりどんどんメラニンは排出されていき新しい細胞を作る。その繰り返しによりシミは段々薄くなっていく。

 

では、鍼を刺すことで内部がどのようになるか解説です。

例えば気になるシミの箇所に鍼を刺します。

すると色素沈着した細胞に鍼で傷がつきます。

もちろんシミの周りの細胞にも傷がつきます。

 

すると体内に異物が入ってきたと察知し

異物を除去しようとする働きが鍼の周囲に起こります。

 

よって鍼を気になるシミの箇所に刺すことにより薄くなります。

もちろん鍼で刺激を入れれば入れるほど

ターンオーバーも整えられ組織も若返っていくため

効果は実感しやすいです。