寝違い、ギックリ首 解説、対処法
こんにちは。
今回は急な首の痛みについて書いていきます。
絵がちょっと雑ですが念のためメインの筋肉載せておきます。
ここ1週間でぎっくり○○といった
急性症状の方が増加しており急遽内容変更して書きます。
では、なぜ起こるのか、、
原因は未知数です。
些細な動作や筋肉トレーニングしていたりと
どこで起こるのか分からない症状です。
しかしなんらかのトラブルが起こっているため
痛みが走ったり重だるくなってしまいます。
大きく分けるといつも言いますが
・筋肉
・血管
・神経
・骨
です。
何かしらの拍子に痛みが出た際
上記四つが絡み合います。
例えば
・骨が歪めば筋肉が引っ張られ神経や血管が圧迫される。
・神経が傷付けば上手いこと筋肉を動かせなくなり骨が引っ張られ血管内の血液が過剰に働く。
・血管が弱く脆くなると酸素の運搬などが遅くなり筋肉が疲労しその後骨に偏りが生じて神経を圧迫。
・筋肉が切れると動かすのが痛くバランスが崩れ骨が歪み神経を圧迫する。また血管内の血液が過剰に働く。
↑一部に過ぎず他の考えももちろんたくさんあります。
例え方が下手でわかりにくいかもしれませんが何かしらの原因が一つあれば身体自体が反応し変化することにより痛みなどがどこにでも出てきます。
今日の話題である首の症状も同じで
急に痛みが起こるにあたって以前から
幾度とない歪みや圧迫などが繰り返され起こっています。
そのため普段からのケアを怠らず
・風呂にはしっかり入り疲れを取る。
・日頃から猫背にならないよう姿勢を正す。
・リビングなどで寝たりせず布団で寝る。
・マッサージなどしてもらい筋肉をほぐす。
など出来る限りのことをしましょう。
そもそもギックリ首とは何か!!!!
ギックリ腰と一緒で
急に首が痛くなり回らなくなったり動かせない
頭痛が起こるなど症状が急に出てくることです。
最近私が診た方は
1.朝目が覚めて起き上がる際に痛くなった。
2.風呂場で浴槽から右手でお湯を頭にかけた際に痛くなった。
1.の解説では
皆さんがよく耳にする寝違いにほぼほぼ等しい事が起きてます。
問診にて状況を訊くと
子供と、川の字に寝ていて
両サイドに0歳と3歳の子で寝ているそう。
普段から寝返りが打てず疲労が取れず朝目が覚めて起こったことは一目瞭然です。
筋肉が膠着して緊張状態から急に動かしたため
首の筋肉を痛めてしまった。
対処法としては、
寝返りが打てない状況ということで枕の位置を指導しました。頭だけ置くのではなく肩から使ってあげるようにです。
そうすることで、首の下に隙間が生じにくくなり首の負担が寝ていてもかかりにくいので今後起きにくいからです。
施術は、どこの筋肉を痛めているのか触診にて確認し炎症部位に鍼をして10分程置鍼です。
あとは自宅でしっかりと思います冷却するよう促しました。
2.の解説では
右手で頭にお湯をかけるといった動作で起きているため寝違いではなく筋肉を痛めた。肉離れに似たような状況が起きています。
問診では
右の首から右肩甲骨にかけて首を動かすと痛い
痛みのある場所を触ってもらい確認すると
見事に肩甲挙筋の部位を触っていました。
(肩甲骨はがしのブログで触れた筋肉)
痛め方や痛む場所などからほぼ間違いなくその筋肉と断定。
触診でも明らかに肩甲挙筋が張り、熱感があり間違い無いかとおもいます。
施術法は局所には鍼治療メインで
動きを出してあげるため肩甲骨周りの筋肉を
(肩甲骨はがしのブログを参照してください)
しっかりほぐして可動域を広げ鍼をしました。
こっちも同様冷却を伝えました。
2つに共通する事と言えば
・熱を持っている
・突発的
と少ないですが2つとも急性症状で
ギックリ首といってもいい症状です。
なる前のケア方法
・極力姿勢を正す
・柔軟性をつける
・筋肉をほぐす
・首の負担が普段から少なくする
なった後のケア
・局所を感覚なくなるくらい冷やす
・無理には動かさず可能な肩周りのストレッチ
・炎症を抑える薬もしくは鍼治療
簡単にはこんな感じです。
書き出すと止まらずまとまらない文章にらなっているかもしれませんがご了承下さい。